7/19発売。笑っていいのか泣いていいのか。そもそも笑ったり泣いたりする対象になっていいのか。笑う対象にも泣く対象にもならない。こういう気持ちを適切に表現する言葉があるはずだけど、こういう時に出てこない。
言葉の無力性や限界性や私の未熟といったそんなどこかで聞いたような、巻き込み自分語りのたぐいで片づける話ではなく。そしてそういう種類の話に似た、もっとありきたりな悲壮な文脈やストーリーで語られる話でもない。
7/19発売。名翻訳者を得た短編の女王の小説。人は何で死ぬのかということを行きつ戻りつしながらこれまでになく考えた週でした。